Abundzu

Lebe gehorsam

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坊ちゃん

我家の息子、人間の歳で計算すると52歳 

私より年上になってしまった。

 

 

うちに来たときは こんなに小さかった。

 

村の農機具置き場で生まれて、うちの母さんが育てるって言わなかったら 

地元の爺さんに川へ捨てられるところだった。(本当に目が開かないうちに川へ流す)

 

小屋の中で4匹生まれ、

3匹は小学校の先生が引き取り 今も子供達に可愛がられている。

親猫も健在で地域猫として可愛がられている。

 

この田舎(村)は、我家からちょっと遠い(車で二時間ほど)

この二時間の距離を一度も鳴かず

私の膝で 怯えていたのが我家の息子 坊ちゃんである。

 

前触れなく母さんが連れて帰るって言うから ゲージも何もなかったのよ。

帰って来てからトイレ用品やマンマの茶碗やその他モロモロ買いに走った。

 

正直ね、動物と暮らしたくなかったのよ

数年前に亡くなった猫が居て、もう無理って思いだったし 

悲しみは消えないし 変わりの子なんて考えられない そんな思いだったの。

でも川へ流すと聞けば焦るわね、貰い手を必死こいて探した。

 

一番心に余裕があって平等な物の考え方をする人....学校の先生だった(笑)

ただし条件が......

マンマの費用、ワクチンとスペースを考慮すると3匹までって言われてしまった。

残った1匹が我家の子になった。

 

 

文才無いわねぇ・・・私。

 

 

何を伝えたいかって言うと、

読者登録をしている方のブログにね「母の愛猫が星になった日」ってあるの。

それを読んでて 苦しかったのよ。

 

10年以上前になるけど私自身、愛猫を事故で失っているし、

子供の頃も腕の中でサヨナラしているし、

そんないろんな感情や過去の出来事 悲しみが思い出されて苦しかった。

一緒に暮らすって覚悟が居るのよ、先に逝っちゃうんだもん。

でも彼女は覚悟をしてる。

自分の家に居る猫たちの事も、全てを受け止めて覚悟をしている。

そこに協力してくれる旦那さんも素晴らしい。

 

あ-こんな人と友達になれたらなぁって思った。

 

 

・ねぇ、坊ちゃん。

 私より先に逝かないでね。

 

・残される方が可哀そうだろ 保健所に連れていかれたらどうする

 可愛がるって最後までみることだぞ。

 

・なら、お願いだから長生きしてね。

 

・30年以上生きたら化け猫になるぞ

 

 

 

化け猫でもいいよ 一緒に居る

  一緒に居たいの