Abundzu

Lebe gehorsam

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※元彼だけど今も愛しい人

 

夢をみた
別れた彼の夢を

 

夢の中で彼は笑って居た
あの頃と同じように私を愛していた

 

10年間お付き合いをした彼は二つ年上


彼の卒業と同時に住んでいる場所が別々になり、
そのうち国まで別になり それでも私達の関係は続いた

 

私の進学で国が別になった時 彼は待って居てくれた

帰国して就職したら また国が別になった

 

離れてる距離に負けた彼

彼の浮気を責めた私


彼の優しさを優柔不断と決めつけたのは私
いつも怒りを言葉にするのは私だった

 

結婚話が出た時 私は彼から逃げた
まだ、
もっと、
他の国をみたかったから
何処かで、
浮気をした事、根に持っていたから



悪女:

涙も捨てて 情けも捨てて
あなたが早く私に愛想をつかすまで
あなたの隠す あの娘のもとへ
あなたを早く 渡してしまうまで

悪女になるなら月夜はおよしよ 素直になりすぎる
隠しておいた言葉ほろり こぼれてしまう「行かないで」



愛していたけど、私達は別れた
愛していたから、私達は離れた


恋人が他人になる
一番近くのひとが、一番遠い人になった

 

あれから何年もたち
故郷の夏祭りで彼を見かけた
子供と一緒に居た彼
噂では聞いていたけど、結婚したんだね

「元気か? 幸せか?」
お互い無言だけど、彼の眼が私に問いかける
私は変わらず、強気のまま彼の視線を無視する

 

これで十分 彼には通じる
私が幸せな事も、元気な事も

 

 

※一番大事なものが 一番遠くへ行くよ

 こんなに覚えた君の 全てが思い出になる

 

徳永英明:最後の言い訳

 

 

中島みゆき:悪女

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