Abundzu

Lebe gehorsam

当ブログにはアフィリエイト広告を掲載しています

とばっちり

※人種、宗教、性的思考、 全部受け入れたいね。

 

 

以前このブログに書いたマスター君。

彼はホモセクシャル

ホモって書くとNGな気がするけど、ホモセクシャルはOKと感じるのは私だけ?

 

 

彼は結局 会社を辞めた。

誰かが何かを言ったわけではなく、

何が起きたか分からないけど、退職届を出した。

出張が決まっているのに、一身上の都合でやめると。

 

引き止めようか悩んだけど、やめた。

 

仕事の段取りもコロナの事も、

彼がこだわった保険金の受取を 他人である「彼・彼氏」にすることも、

会社側はすべて対応をした。

 

役員会議ですったもんだ起きたけど、それでも彼の意志を尊重した。

頑張ったんだよ、あたしたち。

理解しようと努めたし、他言無用で他の社員に分からんよう配慮もしたし。

 

それでも彼は会社を辞める事を選んだ。

 

 

他の役員から聞いた話、

「彼が出張を反対したから。

 コロナなのに海外出張なんて絶対ダメ! そんな会社辞めろ!」と。

 

えっと

この仕事を「やりたい」って言ったのは君だよね?

君が「行きたい、やりたい」って言ったんだよね?

この話が本当なら、おばちゃん悲しいなぁ。

 

「Mさん、やっぱり普通じゃない人って無責任なんですよ。」

ほらね、陰口たたかれちゃった。

 

「ホモやレズってマイノリティーだから、

 恋人と離れたら 心変わりされそうで怖いんですよ」

誰だって離れると不安だろ。

 

マスター君から聞いたわけでは無いから 何も言えん。

それでも なんでも ちょっと寂しいし、悲しい。

 

 

 

さて、他に行ける人を探さないと。

彼の仕事を理解できてて、

客先と話ができて、

感染対策への意識も高くて、

えっと、それから。。。

 

 

「なあ Mさん、 行って来て」

なんですと?

 

 

「俺は疲れたよ。

 LGBTなんてもんまで読まされて、コロナ、コロナ、と騒がれて。

 俺は疲れた」

 

おまえ 社長だよな?

「役職だけな」

 

 

 

※Homosexual 

 本来同性愛者という意味だが、男性同性愛者を指して使われてきた。

    元は差別的意味合いを含んだ言葉ではないが、

 男性同性愛者に対して差別的文脈で使われることも多かったので

 「ゲイ」と言い換えることがある

 「ホモ」という言葉自体が蔑称であるとする論者もいる一方で、

 言葉狩りだとの批判もある